【聞きラーメン】いつ行く?朝、スープにコクがあり、昼過ぎるとあっさりの「中華そば 坂本」

青森ランチブログ:20170603105023j:plain

 


この記事は私の食べ歩き経験ではなく、自分が食べ歩く機会の無い地域の情報を他から聞いたものになります。 ご存知のお店であれば補足やコメントしてもらえると嬉しいです。


 


店名:中華そば 坂本(岡山県笠岡市中央町34-9)


 

目次

笠岡ラーメンは別名がかしわラーメン。

スープは豚骨や魚介だしを使わない鶏がらスープのしょうゆ味です。斜めに切ったネギとメンマに加え、チャーシューの代わりに柔らかく煮込んだ鶏肉を入れているのが特徴。

 

いわば鶏づくしですから、かしわラーメンとも呼ばれるようになりました。麺は細めで少々、柔らかめ。

 

煮込んだ鶏肉は塩味を効かしており、あっさりしたスープとよく合います。坂本は笠岡ラーメンの発祥店で修業して開業されています。

 

伝統の味を伝える老舗中の老舗

発祥店は既に閉店していますから、伝統の味を伝える老舗中の老舗。笠岡市はラーメンの街をアピールして地域おこしをしており、真っ先に名前が上がるのがこの店です。豚骨ほどこってりせず、魚介スープよりは濃厚で、毎日食べられる味だと地元の人はいっています。

 

瀬戸内は中国地方四国地方も岡山ラーメンや徳島ラーメンのようなこってりした豚骨しょうゆ味か、瀬戸内ならではの魚介スープを生かしたあっさり味のラーメンが多いのですが、笠岡だけが鶏づくしのラーメンで際立った特徴を持っています。朝早くから開店し、昼過ぎの午後2時半か3時ごろには閉店してしまいますが、意外にあっさりしているので、遅い朝食でも食べられます。

 

それでいて煮込んだ鶏肉には塩味が効き、しっかりとした味付けです。ラーメンといえばチャーシューがつきものですが、ここまで鶏肉がラーメンに合うのは驚きといえるほど、合っています。鶏の味を最大限に引き出し、ただの鶏がらスープのラーメンとはひと味違うコクを出せているのは、チャーシュー代わりに煮込んだ鶏肉のおかげでしょう。

 

朝の9時ごろから営業?箱に支払って勝手にお釣りを持って帰る!!

店内は古い食堂という雰囲気で、テーブル席とカウンター席を合わせて20席足らずの狭さです。朝の9時ごろから営業しており、お昼前には店内がいっぱいになります。

 

料金は田舎の農産物直売所のように無造作に置かれた箱の中に客が料金を入れ、勝手にお釣りを持って帰る方式。のどかな農村地帯だからか、つり銭をごまかされることもほとんどないそうです。夫婦2人で経営していますが、注文してラーメンが来るまであっという間で、手際よく調理してくれます。

 

黙々と調理を続ける旦那さんの前で、奥さんはにこやかに話しかけてくれます。本当にのんびりとした田舎の食堂で気さくな店主と世間話をしながら、食事を楽しめるような雰囲気に包まれています。

 

鶏の味がよく出たスープからいただくのが地元の人の食べ方だとか。それから麺をいただき、そのあとで煮込んだ鶏肉といっしょに麺をほおばると、また違った味わいが生まれてきます。

 

JR笠岡駅の近くの中心街

店はJR笠岡駅の近くの中心街にあります。ちょっと分かりにくい場所ですが、地元の人ならだれでも知っていますので、駅で聞けば迷わず行くことができます。店内はテーブルも椅子も昭和の感じを残した古いもので、まるで映画「3丁目の夕日」の世界にタイムスリップしたような雰囲気。

 

隣の席にいた常連さんに聞くと、朝早い方がスープにコクがあり、昼過ぎになると少しあっさりして薄くなるそうです。地元のラーメン好きは濃い味がお好みなら朝早く、あっさり味が好きなら昼過ぎに訪れているようです。

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